23.2012
記憶 -今川小路共同建築03(九段下ビル)-
02.2012
最後の灯 -今川小路共同建築02(九段下ビル)-
28.2011
東京レトロビルヂング -今川小路共同建築01(九段下ビル)-
本日は九段下ビルの写真を。
東京メトロ九段下駅を下車して、数分の場所に在る「九段下ビル」は
昭和2年落成のビル。
関東大震災後に作られた「復興建築」との事。
数年前、外壁剥落の恐れがある事から、ビル全体にネットが掛けられ
レトロな外観を楽しむ事が難しくなりました。
訪問したのは2年半前になりますが、その時点で一部現役・一部は廃墟化
※写真:廃墟化したビルの奥から、現役利用の階段を見た所。消防灯は点灯している。

※写真:廃墟化したビル奥の消灯している消防灯。

この時のビル内部は、天井が剥がれ落ち、壁の塗装も剥離し
階段のタイルも剥がれたまま放置されている様な状態でした。
下は立入禁止となった廊下。

その奥のドアを見ると、立入禁止の張り紙が貼られたドアや
埃の掛った紙に社名を書いた紙が貼られているドアもありましたが
昼間でも、日没を過ぎ幾ら待っても、此処に電気が灯る事はありませんでした。

都心の殆ど補修されていない古い建築物や廃墟は
他廃墟と同様に、往時の姿を想像し、また自分もその時代に居るかの様な感覚を楽しみますが
都心である故、其処から見える高層ビル郡の景色とのギャップに、異質で妙な感覚を味わいます。

此方のレトロで素敵なビルディングは、2011年8月に一部解体、
最後まで立退きを拒否していた世帯についても、解体作業が始まり
立退きを余儀なくされました。
残る1世帯の住人の方が引越しを終えた後、本格的なビルの解体作業に入るそうです。

*** Ruins Blog Village ***
東京メトロ九段下駅を下車して、数分の場所に在る「九段下ビル」は
昭和2年落成のビル。
関東大震災後に作られた「復興建築」との事。
数年前、外壁剥落の恐れがある事から、ビル全体にネットが掛けられ
レトロな外観を楽しむ事が難しくなりました。
訪問したのは2年半前になりますが、その時点で一部現役・一部は廃墟化
※写真:廃墟化したビルの奥から、現役利用の階段を見た所。消防灯は点灯している。

※写真:廃墟化したビル奥の消灯している消防灯。

この時のビル内部は、天井が剥がれ落ち、壁の塗装も剥離し
階段のタイルも剥がれたまま放置されている様な状態でした。
下は立入禁止となった廊下。

その奥のドアを見ると、立入禁止の張り紙が貼られたドアや
埃の掛った紙に社名を書いた紙が貼られているドアもありましたが
昼間でも、日没を過ぎ幾ら待っても、此処に電気が灯る事はありませんでした。

都心の殆ど補修されていない古い建築物や廃墟は
他廃墟と同様に、往時の姿を想像し、また自分もその時代に居るかの様な感覚を楽しみますが
都心である故、其処から見える高層ビル郡の景色とのギャップに、異質で妙な感覚を味わいます。

此方のレトロで素敵なビルディングは、2011年8月に一部解体、
最後まで立退きを拒否していた世帯についても、解体作業が始まり
立退きを余儀なくされました。
残る1世帯の住人の方が引越しを終えた後、本格的なビルの解体作業に入るそうです。

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